2015-01-01から1年間の記事一覧
大学院に通っていたころ、恐ろしいほどに金はなかったが(生活費用の口座に数千円しかないことがざらだった)、時間はそれなりにあったように思う。 とりわけ、就活も終わり、単位を取りきってしまった2年生の後期などは、授業も無く出かける予定も無く、修論…
季節外れの南風が吹き、師走とは思えぬほどの暖かさの一日。今年は晴れの日が少ないように思うので、こういう穏やかな日は貴重である。 今日は北関東までドライブした、守谷SAがリニューアルされていて、綺麗になっていた。以前のプレハブとは見違えるほどの…
「4年間で変わったこと、変わらないこと」 2011年からの4年間で大きく変わったことと言えば、「恋人ができて、結婚した」という事項だろうか。 大学を卒業して院に行って修論を書き上げて就職した、という学生 → 社会人の遷移はかなり大きな変化だったし、未…
これが私だけの事象なのか、よくあることなのかはわからないが、私は月の半分で人格が違う。 わたしの一ヶ月は生理周期に支配されている。生理が始まった日が朔日で、生理が始まる前日が晦日。そのうち、元気に自分が決めた物事をこなせるのは月の半分くら…
ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。 山田ズーニーさんの「おとなの小論文教室」やり、「ヤケノートのすすめ」。「ヤケ」とは「自暴自棄」のこと。 怒りが喉元まで込み上げて、脳みそは沸騰寸前。悲しくて苦しくて遣る瀬無くてどうしようもない = 自…
夏には夏の、秋には秋のお手入れがある。 季節により日により、お手入れの方法を変えるのがわたしの流儀である。 ベースケア編 太陽が勢いをなくし、秋風が立ち始める9月中旬からベースケアを切り替える。コンセプトは、「保湿最優先」である。 菊正宗 日本…
社会人3年目。同期がひとり辞めるというので、会社の近くの中華屋でささやかな送別会を開いたのだった。 ちょうど大きなリリースがあり、予想外の大炎上が起きた最中だったのだけど、同期は驚異的な参加率だった。 地元に戻って家業を継ぐという同期を肴に…
自分の陥りがちなパターンについての気づきメモ。 私はどうしても人の顔色を伺って行動してしまう ↓ 当然、本心とは違う言動のためストレスが溜まる ↓ 相手に合わせた行動ばかり取るので、人格として舐められる ↓ 侮られ、軽んじられる負のループ ↓ 自分の…
<p>今週のお題「結婚を決めた理由」</p> 結婚を決めた理由? それは、出会いが運命的だったから。 我々の出会いはドイツの田舎町、ローテンブルグの路上だった。 そこからミュンヘン、パリへ出向き、ベルサイユ宮殿とルーブル美術館を巡り、雪の成田空港に着いてか…
2015年も来月から下半期、ということで社内では退職の挨拶周りにうごめく人をよく見かけるようになった。 今のご時世、新卒で就職した会社に一生添い遂げる、なんてことは神話に過ぎず、いろいろな事情に迫られて何度か転職を経験する人がほとんどなのであろ…
雨の日続きだと気分が落ち込むので、せめて画面の中だけでも明るいものを。大気がまぶしい山の朝。 つれづれと箇条書き。 ○8月あたりに忙しさがMaxになって、精神的な余裕が一切なくなった。そのせいで、人からの好意すら重荷に感じるようになってしまった…
つい昨日、感動することがあったので走り書き。 私は摂食障害持ちだ。孤独な学生時代が一番症状が酷くて、10kg以上体重が増減したこともある。就職し、親を捨てて自立したことで症状はだいぶ改善されたが、未だにストレスが溜まると症状が出るので、鬱陶し…
なぜ、「女は産む性」でなければならないのだろう? なぜ、「妊娠出産」の話題は女の一番柔らかいところに刺さるのだろう? なぜ、生殖能力は女に当然備わっていなければならないのだろう? なぜ、女は「産まなければならない」のだろう? なぜ、生殖に関す…
暑い時期は地上を離れて山に行くのだ ちょっと標高が上がっただけで何と涼しいこと! 白昼、誰もいない田舎町を歩いていると、乱歩の夢に迷い込んだような気持ちになる 涼しい風だけが静かに胸を渡っていく……
今住んでいる土地は、諸事情あって飛行機が日がな一日飛び回る環境である。引っ越して半年、ほぼ毎日爆音が大気を割り、ヘリコプターの振動を肌身に感じる。とりわけ国会が不穏な動きをしている時などはヘリコプターの飛ぶ頻度が増えるように思う。牽制のつ…
パートナーの実家から、土付きのじゃがいもを大量に頂いたので、ありがたく消費する日々である。 肉じゃが、ジャーマンポテトと一通りのお惣菜を楽しんだところで、こちらの記事に出会った。ポテトチップス作ってみた - じゃじゃ嫁日記 敬愛する「じゃじゃ嫁…
生理が来ると、いつも思うんだ。自分は動物なのだと、思い知るんだ。 生理が来ると、少し遅れて痛みがやってくる。 腰が痛くなったり頭痛がしたり、食べ物を受け付けなくなったり、匂いが気になったり、とにかくいろいろな場面で不自由になる。 旅行もイベン…
黒羊の群れの中に白い羊が一匹混ざっていたら、そいつこそが異端なんだ 去年のゴールデンウィーク初日。 僕は某駅のバスロータリーに立っていた。 まもなく連れがやって来て、二人で何を話すともなく佇んでいた。 長雨に到着が遅れた春が、あたり一面にまば…
はい前菜○青菜の胡麻和え○小芋○鮭の奉書巻○天豆○蟹寿司○青梅はいデザート○季節の果実のゼリー寄せ大変美味しゅうございました(真似してすみません)(K林銅蟲さんのファンなんです)
来週で、結婚して一年になる。パートナーはこの日のために、張り込んで懐石料理の店を予約してくれた。はじめての結婚記念日というわけだ。 結婚については年々センシティブなワードになるようである。わたし個人としては、結婚はいいもの、明るいもの、温か…
親を嫌いになりたい子どもはおりません 紫陽花が咲く頃になると、今年も父の日が巡ってくる。母の日のカーネーション作戦ほど派手ではないものの、店頭のショウウィンドウには「感謝を込めて父の日のギフトを贈りましょう」的なポスターがちらほらと貼られ…
日中、基本的に人と会話しない仕事をしているせいか、仕事終わりの夕方、夜、休みの日と喋りたくてたまらない衝動に駆られる。端末の黒い画面は饒舌に喋りかけてくれるが、コードだけではコミュニケーションの絶対量が足りないのだ。 しかし、今度はひとた…
女に産まれて良かったと思うのは、状況に応じて装いを変える、バリエーションの幅が大きい性別であることだ。 日本は夏も冬もかっきりと個性を発揮する国々だから、暑すぎる・寒すぎるという不快な状況を衣服や化粧、さらにはインテリアでデザイン出来る楽…
A-A’ (小学館文庫) 作者: 萩尾望都 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2003/08 メディア: 文庫 クリック: 7回 この商品を含むブログ (31件) を見る モー様こと萩尾望都先生の作品に、「A-A'」というSF短編がある。 舞台ははるかな未来。遺伝子操作でクリエイ…
縁もゆかりもないけれど、玄人の世界になぜか惹かれてしまう。 最近、スマホでネットを見るとバナーに出てくる「親なるもの 断崖」を試し読みしたら、漫画の壮絶さは去ることながら、花柳界への想いが再燃してしまった。 試し読みだけでも、発展途上国日本の…
※オチはありません 会社の同期に、二十代半ばにして若年性アルコール依存症に罹ってしまった男がいる。 見た目では驚くほどにわからない。面長の老け顔で、紳士的な物腰と穏やかな声の持ち主である。現世利益よりは精神的なもの、とりわけ宗教に強く惹かれて…
先日、自分の結婚式をしてきたのでメモ的なスケッチ。 3日前に風邪を引き、38度の熱を出す が、1日で治る 気合いで熱は下がるものだ 前日まで夏日となり、ものすごく暑い 一転、当日は朝から大雨警報が発令されて泣く 幸いにして式までには雨が止み、挙式時…
所用で訪れた京都で、新緑滴る賀茂川沿いを歩く。 京都のまちといえば、夏は蒸し風呂、冬は底冷えとまぁ暑さ寒さが極端なこと甚だしい。その分、春と秋の京都は最高に素晴らしいことで有名だが、今度は人が多すぎる。とかく生き抜くには強かさが要るまちで…
くだらないことに小金を遣うのが好きだ。 「大人のパックンチョ」とかどう見ても妖しいタイトルの新商品とか、コンビニで見かけるとつい買ってしまう。こまこまと小さい出費で新奇性追求するのが好きなのだ。 だから、100円程度で買えるLINEスタンプは、新…
茶器が好きだ。 無骨で重厚なコーヒーマグは、良い。南部鉄器の急須も良ければ、中国茶を淹れる茶壺も良い。あのころろんとした表面の丸みがたまらない。ちなみに茶壺は「チャフー」と読む。 ふらりと入った喫茶店で、現れた茶器が良ければ、どれだけ出てく…