何たる迷惑であることか!

独自の路線で生きています

テレビばかり見ていた一年だった

 今年はほとんどブログが書けなかった。次男の夜泣きで眠れなかったり、長男の幼稚園関連のイベントで忙殺されたり、両親が熟年離婚に至ったりとプライベートでいろいろあったので、ブログを書きたい瞬間はたくさんあったのだが。夫が在宅勤務な上に自分の仕事もあり、家事育児に全力投球して過ごしていると、あっという間に時間が経ってしまうものだ。来年はもう少し、ブログを書いていきたい。

 

 とりあえず、今年のふりかえり。テレビばかり見ていた一年だった。

 

俺の家の話

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 長瀬智也という役者の、まさに花道と言っていい作品。いかにクドカンといえど、能とプロレスなんて組み合わせられるのか、と思ったが杞憂で終わって嬉しい。

 それにしても、さらりと芸能界を後にして、長瀬くんは流星のように去って行ってしまったのだなあ。

 

ハコヅメ

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 原作の大ファンなので、伊賀崎警部補をムロツヨシが演ると聞いて不安しかなかったドラマ。蓋を開けてみれば大成功だった。ムロツヨシにあんなに抑えた芝居ができるとは!お見それいたしました。でも、ハコヅメ屈指の萌えキャラ・副署長の出番が少なかったのと、伊賀崎さんと那須巡査部長を混ぜてキャラ設定したせいで、伊賀崎さんの不穏さが薄れたことについてだけは根に持ってる。副署長に、せいじの見た目で宝塚トークして欲しかった。。。

 

仮面ライダーバイス

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 脚本がシュッとしてて面白い!

 えげつなくキャラが苦しむ!かわいそう!だがそれがいい

 ゼンカイジャーと並んで、今季のニチアサは面白いなあ!!

 

おかえりモネ

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 正直、震災から10年というタイミングでもテーマが重すぎる。と思いながら見ていた本作。震災に加えて、気候変動など深刻なテーマを正面から扱う心意気は素晴らしかったが、幕間に菅波先生とモネの清い恋愛ネタが入らなければ、辛すぎてとても見られなかった。それにしても、菅波先生とモネの結婚は「令和の結婚」だと思う。家や組織ではなく、個人としての結びつきを大切にする結婚だから、遠距離になっても続けられるのだ。

 

カムカムエブリバディ

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 昭和〜令和までの激動の100年間を、女三代にわたって描く大河ドラマ。可愛らしいタイトルとは裏腹に、朝から繰り広げられる地獄の15分間。好きです(褒めてる

 

 地上波で最初から最後まで見たドラマはこれくらい。「青天を衝け」も非常に興味があったのだが、去年の麒麟ショックで負った傷が深く、大河ドラマを見るだけの体力がなかったのだ。。。惜しいことをした。

 

水曜どうでしょうClassic

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 たまたまtvkを点けて、ぼーっと見ていたら始まった「水曜どうでしょうClassic」。この番組のためだけにtvkはあってもいい(暴論)

 特段変わったことをやってるわけではない。若い男が四人、ずーーっと車で走ってケンカしてバカ話してるだけ。それがどうしてこんなに面白いのか。

 初放送から遅れること二十余年、めでたくどうでしょうファンになりました。大泉洋は北海道の宝です。

 

ブリティッシュ・ベイクオフ

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 もともと「ソーイング・ビー」のファンで、ソーイングビーの元ネタだという本編を気になって見てみたところ。メシマズ大国で有名なイギリスで料理番組なんて、と思っていた自分の目は節穴だった。

 見たのはSeason1だけだが、ベイキングバトルに加えてイギリスの食うんちく・歴史ネタをふんだんに扱ってくれているのが良い。

 

 「ケーキを食べると罪悪感を感じるのはなぜ?」「清教徒(ピューリタン)が異教徒を排除するために、ケーキなどの美食に罪悪感を植え付けたのです!」

 「どうみてもクッキーなのに『ショートブレッド』と呼ぶのはなぜ?」「税金から逃れるためです!」

 

 何を食べても「甘さが足りない」と言う料理研究家・メアリーと、超辛口ベイカー・ポールの掛け合いも面白い。Season2以降も見るのが楽しみ。

 

マスクドシンガー

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 こんな歌番組が見たかった!昔の民放にあった、歌番組の息吹がここに残っている!!と嬉しくなった本作品。

 元々はアメリカの番組の日本バージョンで、ブラジルやUKなどいろいろな国で作られている番組だが、着ぐるみのセンスは日本が一番だと思うの。とにかく番組制作費が潤沢にあり、バックダンサーや衣装、演出に至るまで出し惜しみされることのない極上のエンターテイメント。ぜひ、Season2も作って欲しい。

 

 昨年に引き続き、コロナに翻弄された一年であった。ただ、ワクチンの接種率が高いなど明るい話題もたくさんあった。いつでも希望は降り注ぎ続けている、と感じられた一年でもあった。

 それでは、良いお年を。