何たる迷惑であることか!

独自の路線で生きています

マイベスト2020

  2020年に書いたブログ記事、見返したら7本しか書いてないのね。。。コロナ以外にもいろいろあった一年でした。

 ざっくり一年を振り返るとこんな感じ。

 

1月 ゴミ出しで町内会と揉める、体調不良

2月 夫がヨーロッパへ出張する、この一ヶ月後にヨーロッパは相次いで大都市がロックダウンしたため、ギリギリのタイミングだった

3月 体調不良MAX、夫の在宅勤務はじまる

4月 緊急事態宣言発令により、長男の幼稚園入園が延期になる

5月 家事育児ストレスから漫画描き始める

6月 ついに長男がプレ幼稚園へ入園する、世界が広がる

7月 ずっと雨

8月 すごく暑い

9月 緊急入院する、休職する

10月 体調不良ふたたび

11月 お気に入りのラーメン屋見つける、鬼滅の刃にハマる

12月 復職する、オンラインライブを初めて見る

 

 最も印象的だったのは、9月の緊急入院。コロナ禍で緊急入院すると、PCR検査で陽性/陰性がわかるまですごく大変だった。診察台に寝たまま、その場で肺のレントゲン撮られるし、先生も看護師さんもずーっとPPE着てるし。医療従事者の方には本当に感謝しかない。

 

 さて、枕が長くなったところで今年のマイベストサムシングを発表していく。

 

マンガ

バディドッグ
バディドッグ(1) (ビッグコミックス)

バディドッグ(1) (ビッグコミックス)

 

 先日、ついに完結した「バディドッグ」。最終巻の発売日に買って、あまりの面白さに思わず一気読み。

 スーパーAIロボ・バドと、何故かバドのお世話係に任命されたサラリーマン・アイザワさんの日常を描く、ほのぼのSF日常ドラマ……と見せかけて、内容は深淵。

  

人間は自分たちの属するグループの実利のために、しばしば世界を荒廃させてきました。(中略)

 真の功利とは、人類の実利と地球環境の安定を両立させることと、私は考えます。ところが、これを実現するための能力と処方箋を、現在の人間に期待するのは最適解とは考えられません。

 これを可能ならしめるものは人工超知能(ASI)---人間を深く理解し、かつ、人間を超越した知性が担わなくてはならないのです!!

 

 

バディドッグ(11) (ビッグコミックス)
 

  全11巻と読みやすく、ポップで明るい内容ながら、深い感動をくれる作品。最終回を読んでから、11巻の表紙を見返すと、また泣ける。。。

 

ドラマ

 MIU404

www.tbs.co.jp

 

 綾野剛×星野源×野木亜希子先生の黄金トリオが繰り出すドラマ、面白くないはずがない!2020年の夏はずっと雨→めちゃ暑い、その上コロナのせいでイベントは軒並み中止、と暗い雰囲気が漂っていた中で、このドラマにどれほど救われたか。毎週金曜日の夜が待ち遠しかった。

 主役二人はもちろんのこと、新時代の悪役・クズミが非常に良かった。闇落ちしたフィリップ

俺はお前らの物語にはならない

 最終回を見て感動した次の日に緊急入院したので、そういう意味でもちょっと印象深いドラマとなった。

 

門井慶喜銀河鉄道の父」
銀河鉄道の父 (講談社文庫)

銀河鉄道の父 (講談社文庫)

 

 岩手・花巻を訪れて、宮沢賢治記念館へ行った程度に賢治のファンである。

いや〜面白かった! 「父でありすぎる」宮沢賢治の父、政次郎の物語。 聖人どころか、ふつーに悪ガキでドラ息子の「賢さん」こと宮沢賢治。文学の天才であり、かつ実生活はまるで駄目。そんな息子を理解できないながらも、可愛くて仕方がない父。

 ある時は壁に、ある時はパトロンに。政次郎こそ、21世紀の男性が目指すべき理想の父親だと思う。 

 ドラマとなるべき一作。本木雅弘さん主演あたりで、いかがでしょうNHK様。

 

川崎昌平「漫画の描き方教室」

kinaco68.hatenablog.com

 

音楽

ポルノグラフィティREUNION

 

www.youtube.com

 年季の入ったポルノファンである私。大概のライヴは参戦してきた。ポルノグラフィティといえばライヴ、というくらい生で聞く魅力が大きいバンドなので、史上初のオンラインライヴ開催は期待半分、不安半分だった。結果として、期待をはるかに超える楽しさであった。とりわけ、ライヴのタイトルになっている「REUNION」という曲が良かった。配信してほしい、と強く願う。

 

コスメ 

Chacott「エンリッチングベース」

www.cosme.com

 

 もともと在宅仕事&未就学児×2の育児をやっているので、コロナ禍に関わらずメイクして出かける頻度は変わらなかった。しかし慢性的に睡眠不足、かつ妊娠出産に伴うシミとクマの酷さから、ベースメイクをパワーアップする必要に駆られた。そして買ったのが、舞台メイクのチャコットが出している化粧下地。

 使ってみて、「ハイビジョンカメラの撮影に耐えうるベースメイク」の売り文句は間違いではなかった。日焼け止めにスキンクリームを混ぜて「化粧下地の下地」を作り、さらにこれを肌に乗せて、まんべんなく擦り込む。ファンデーションはほんの少しで良い。肌のシミと毛穴は完全に隠せるので、気分が明るくなる。

 

 2020年は、「些細な喜びを見いだすこと」が何よりも大事な一年だったように思う。とはいえ、とんでもない年であった人も多いと思うので、来年こそはより良い世界になりますように。では、良いお年を。