何たる迷惑であることか!

独自の路線で生きています

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018買ってよかったもの

今年は、救急車で運ばれての緊急入院から始まった。生活が激変したり、慢性的に睡眠不足だったりといろいろあった。気分は毎日のように天国と地獄を行ったり来たりする。ここまで濃厚な年はなかなか無いと思う。そんな思い出深い年に、買ってよかったものを…

【絵日記】ブラックコーヒーが好きだ

夫婦してコーヒーが好きだ。もっぱらカルディで焙煎してもらった豆を、ミルで挽いてコーヒーを淹れている。 コーヒーは砂糖もミルクも入れないブラック派でやってきたが、ついに胃をやられた。そろそろ宗旨替えしたほうがいいのか?ミルク入りコーヒーに膝を…

物語になれない

父のことを書こうと思うと、喉のあたりに硬いものが、ぐっとつっかえるのを感じる。 言葉にするのは終わらせることと同義だ。現在進行形の出来事に巻き込まれている間は、言葉にすることができない。逆に言えば、巻き込まれ、とらわれている心を、言葉にする…

近況

先日、ふと思い立って図書館で本を借りた。「お母さん、ノーベル賞をもらう」という本で、表題の通りノーベル賞を受賞するような、科学に対して多大な貢献をした女性たちの生涯を伝記にしたものである。内容は、文体が翻訳調で少し読みづらい部分があるのと…

【書評】松本俊彦「薬物依存症」を読む

薬物依存症 (ちくま新書) 作者: 松本俊彦 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/09/06 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 私が精神科医の松本俊彦氏を知ったのは、偶然、下記の記事を読んだことがきっかけだった。 www.buzzfeed.com 「自傷も摂…

三十歳の所感

先日、30回目の誕生日を迎え、無事30歳になった。 特に思うことはない。理由は、年々自分の年齢に対して興味がなくなるから、という時間による減衰だけではなく、「30歳になるまでに自分が達成したい」と勝手に自分に課していた物事を、どういう形であれ達成…

【書評】水谷さるころ「結婚さえできればいいと思っていたけれど」

結婚さえできればいいと思っていたけど (幻冬舎単行本) 作者: 水谷さるころ 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2016/10/26 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 【あらすじ】 世の婚活女子に告ぐ。 「結婚さえできれば病」に罹っていませんか? 仕…

【私の一人暮らし】青春の一滴

わたしの故郷には山河がありません。 そのせいではないけれど、一人暮らしは山河に囲まれた土地でしたかったのです。 私の初めての一人暮らしは、大学入学と同時に始まった。旧帝大の前期試験にものの見事に落ち、センター試験の点数で何とか滑り込んだ国立…

書くことについて

先日、新聞を読んでいたら興味深い記事を発見したのでメモ。 「良い書き手 育てたい - 東京・筑波大付属駒場中学校・高等学校 澤田英輔さん」 (朝日新聞 2018年3月4日) 学年の約半数が東大に現役合格するトップ校の中・高校で、澤田先生は国語を教えている。…

【九州嫁日記】かつお菜のお雑煮

実際に作ったお雑煮はこんな感じ。干支・戌年かまぼこ入り。 かつお菜は見るのも料理するのも初めてだったが、美味しいお雑煮になった。調理の際、かつお菜はとりわけ葉脈の部分が固いのでしっかり茹でること。苦味のある青菜が、ヒガシマルのうどんスープと…