【九州嫁日記】佐賀バルーンフェスタに行ってきました
2017年11月1日〜5日まで佐賀市嘉瀬川河川敷で行われた、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を見物に行った。実際に観たのは最終日の5日。
アクセス
駐車場さえ確保できれば、車で向かうのが最も便利だと思われる。(佐賀のお隣福岡県民の意見)
今回は、小学校や公園を無料で開放する会場周辺駐車場に車を停めてシャトルバスで会場へ向かった。佐賀市内へ入った時点で全駐車場がほぼ満車だったが、目当ての駐車場から奇跡的に出て行く車があったため、上手く潜り込むことに成功。
フェスタの見どころは早朝の競技飛行→午前中のバルーンファンタジア、夕方の競技飛行なので、合間のお昼時に人の出入りが多い。とはいえ、確実に気球を見たいのなら前日入りがベスト。朝ぼらけの空に、鏡のような水面に次々と浮かび上がる気球は最高に美しい。
フードなど
全5日間で80万人近くが来場する佐賀バルーンフェスタには、多くの屋台が出店する。
バルーンさが駅から競技場の河川敷まで、ずらりと屋台が並んでいる。個人的なオススメはスタンドで売るレモネード 。値段は500円と少々高いが、絶妙な甘酸っぱさと炭酸水がきりりと締まって美味しい。
また、屋台以上にオススメなのが、うまかもん市場。バルーンさが駅から河川敷の逆方向に広がっており、ジェラート、手作りソーセージ、カレーなど佐賀の特産品を使った料理が売られている。正直、屋台の食べ物は当たり外れが大きいが、うまかもん市場にはハズレなしと思っている。夫婦でファンである呼子萬坊のいかしゅうまいも売られており、お土産に買って帰った。
気球
気球とは、ものすごく繊細な乗り物である。
- 雨の日は視界不良&火が点かないため飛べない。
- 同様に、曇りの日も飛べない。
- 風が強いと、晴れていても気球が流されるため飛べない。
その他各種条件が揃わないと、まず飛行許可がでない。なので、せっかく出かけて気球見物を望んでも、肝心の気球が飛ばないということが結構ある。我々も、去年初めて見物に来た時は、雲ひとつない快晴にも関わらず、強風により気球のコントロールが困難、ということで競技が中止となり、泣く泣く他のアトラクションだけ見て帰ったのであった。
さて、今年は晴れ&風が穏やかな日に恵まれ、無事競技気球を見ることが出来た。
最終日の競技は、15時〜17時まで行われる「キー・グラブ・レース」。50m間隔で設置された紙製の鍵(全部で5つ)を掴むべく、数多の気球がひとつの目的に向かって飛んでいく。
↓こんな感じ。
しかし、気球は高度のコントロールこそできるものの、その後の移動は基本的に風まかせである。風向きが悪ければ目的地にたどり着くことはおろか、見当はずれの方向に流されてしまうことになりかねない。また、鍵にたどり着いても鍵をもぎ取らなければ認められない。そのため、気球を離陸させる場所決め、風向きの読み、最終的に運が大きな要素となるレースである。
気球の離陸時間になって、しばらく河川敷で待っていると、景色のあちこちから気球が現れる。
強い陽射しを放つ太陽が傾き、陰りつつある夕方の光の中、空のどこを見ても気球が浮かんでいる様は夢の世界のようだった。
気球はロマンである。