何たる迷惑であることか!

独自の路線で生きています

美容覚書き(髪編)

 薄い浅い社交辞令的会話にて「好きな俳優さんとか居ます?」とよく聞かれるのだけど、その際は「綾野剛が好きです^^」と言ってかわしています。相手はだいたい「あー」という顔になって話が終わるため使い勝手がいい。嘘はついてないので疲れないし。

……本当のところは一徹さんのくちびる一筋、でも最近は月野さんの腹直筋もいいと思っている。つまりシルクラボのシモベ。

SILK LABO VOL.2 ([バラエティ])

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シルクにはまった理由は安直にコレである。

an・an (アン・アン) 2014年 8/20号 [雑誌]

an・an (アン・アン) 2014年 8/20号 [雑誌]


 パートナーに「俺は買えないからお前買ってこい」と言われ、恥を忍んでコンビニへ買いに行き(ポテトチップスの袋で隠してもらった)、渡したら二秒で飽きられた雑誌に嵌った結果がこれだよ! ミイラ取りがミイラになったのだ。

 ***

 何の話だったかな。ああ、髪の話ね。

髪型論

 「化粧は5分でも前髪には10分かけるべし」 が持論である。人の第一印象とは髪型(特に前髪)と肌質で決まるように思うからだ。一秒掛からずに決定する、第一印象レベルで言うなら顔の造作は問題ではない。いかに健康そうで、清潔に見せるかということ。

 とはいえ、髪型と髪質の重要性を考え始めたのはつい最近のことだ。就職してからこっち、端末だらけの職場で働いているせいか恐ろしく髪が乾燥し、ずぼらな乾かし方も手伝って髪の表面ががさがさになってしまった。いわば、松潤が出てるシャンプーのCMに出てくる人魚のようなボロボロの髪になってしまったのだ。

 美容師曰く、私の髪質は「太く硬く広がりやすい」らしい。髪が多くて芯が太い割にまとまりに欠けるため、迂闊に梳くと量が減ってますます広がりやすくなる。いわゆる「扱いにくい髪」であり、お金が無くてケアにもスタイリストにも投資できない学生の間は、当然のごとく美容院ジプシーだった。

 ただ、腕に自信のない美容師ほど、客の素質のせいにするらしい。(ダンス下手は床のせいにする、ということね)
 イベントを目前に、気分だけでも変えようと都心の老舗美容院へ向かったところ、今まで散々言われてきた「髪質の悪さ、骨格の残念さ」について一切触れられない、という体験をしたのがブレークスルーである。
 前髪のみパーマで丸くカールさせ、斜めに流すだけで驚くほど印象は変わるものだ。ちなみにこのやり方は女性アイドル等にも多く取り入れられている。

 いかに骨格や髪質が残念でも、工夫次第で印象は変わる--この経験が私に自信をもたらした。

シャンプー論

 時を同じくして、ジョンマスターのシャンプーに出会ったのも大きかった。

 
 これもまた、偶然懐が温かったときにふらっと冷やかした店で店員さんの制服の可愛さに惹かれて買ったのがきっかけ。それまでシャンプーというと「椿」と「ぱんてーん」をその時の好みで行ったり来たりしていたが、ジョンマスターは世界が違った。シャンプーして乾かした後、頭皮が痒くならないのは元より、髪の艶が全然違うのだ。使うほど、髪質が変わっていくのを感じた。既に半年目に入り、冬の間は「頭皮ケア」シリーズ、本番が近づいてきた春先は「honey & hibiscus」に戻してケアを行っている。

 

ヘアドライ論


 今までシャンプーで髪質が変わったことを述べたが、最終的に髪の健康度を決めるのはヘアドライ、濡れた髪を如何に乾かすかだと思う。

 濡らして洗うのは好きでも、乾かすのは大の苦手なのが本音である。毛量が多いことも手伝って、いつまでも乾かない髪を相手に重いドライヤーを操るのは苦行だ。濡れた髪に長時間直接熱を当てるのは髪が傷むというが、いかんせん髪が分厚すぎてかなり長いこと熱風を当てないとどうにもならない。

 現時点で髪型はかなり改善しても、髪質がパッとしない理由はヘアドライの不備にあると思っている。せめてもの抵抗として、モロッカンオイルを塗布して髪をコーティングしている。ちなみに、現在はモロッカンオイルより手に入れやすいのでジョンマスターのヘアミルクを使っている。

 ジョンマスターオーガニック ローズ&アプリコットヘアミルク 118ml

ジョンマスターオーガニック ローズ&アプリコットヘアミルク 118ml

   モロッカンオイルの延びやすさと甘〜い香りも捨てがたいが、ヘアミルクのすっと髪に馴染む感触が好ましい。

  腰まである黒髪を誇る会社の同期は、録り貯めたアニメをお供に30分掛けてヘアドライしているという。美は執念である。