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【ライブレポ】ポルノグラフィティ 16thライブサーキット "UNFADED" -2019/03/02 マリンメッセ福岡

 2019年03月02日にマリンメッセ福岡で行われた、ポルノグラフィティのライブ"UNFADED"に行ってきました。以下、ライブレポです。

 

【注意事項】

・全体的にうろ覚えのレポートです。正確性は全くありません。

・一部セットリスト、MCのネタバレがあります。ネタバレを見たくない方は、直ちに閲覧を中止し、遠くを眺めて目を休めてください。

・とてもIQが低い感想が羅列されています。IQを1桁にしてご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【開演まで】

 雨バンドの異名に違わず、この日の福岡はどんよりとした曇り空。しかし、公演中はかろうじて雨が降らなかった。

 開演30分前から、恒例の観客いじりで会場を温めていく。今回のライブナビゲーターは、5年前の"Love Email from 1999"でも観客いじりを勤めていたキューブ教官改めキューブ教頭。5年の時を経て、キューブ教官は教頭へ昇格!少しデザインも変わって、前髪ができていた。そして妻であるフラッディとは今もラブラブであるらしい。

 

 開演直前、会場にオペラの男声が響き渡り、ついに開演。真っ赤な背景に「UNFADED」の文字が浮かび上がった。涙が出るほどカッコいい瞬間!同時に「オレ、天使」のイントロが流れ始める。会場のテンションは一気に上昇。

 

【本編】

 「オレ、天使」で赤い空が迫り来た後、「A New Day」へ引き継がれる。そして「幸せについて本気出して考えてみた」→「東京ランドスケープ」とアガる流れ。

 

 以下はセットリスト内で、個人的に印象に残った曲を列挙していく。

 

 まず「ヴィンテージ」。昭仁さん作詞曲の名曲だが、ライブで披露される機会は近年では少なかったので感激。

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 そして、ライブ中に小鳥のさえずりが聞こえると、昭仁さんが一人で弾き語りを始まる場面へ転換する。今回の弾き語りは、ポルノグラフィティの全楽曲がサブスクリプション配信されたことにちなみ、「尖りすぎてどうかしてる曲」と「非常に評価が高かった曲」をセレクト。

 

 前者は「見つめている」。「サウダージ」のカップリング曲で、「昭仁さんがストーカーになりきって歌う」ことで有名な曲。

 なぜこのような歌詞になったかと言うと、「昭仁さんが初めて詞曲担当した曲なので、何かかまさねばと思い張り切った」結果、「どうかしてる」曲になってしまったとのこと。

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 後者は「夕陽と星空と僕」。言わずと知れた昭仁さん作詞曲の名曲。

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 CD音源でこの曲を聞いたときは、「何て寂しくて悲しい曲なのだろう」と思った。夕陽にも星にも僕の想いは乗せられない、と言っているし。しかし、ライブ会場で聞くと音の奥行きが増して、より温かみを感じられるようになった。生の歌声を聴くと、まるで別の曲に聴こえる不思議。

 

 満を辞して「カメレオン・レンズ」。晴一さん作詞曲で、個人的にポルノグラフィティの最高傑作と思っている一曲。

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 会場に緑のレーザー光線が溢れ、冷たく硬いメロディに合わせて躍動する。「同じ月を見ても瞳には別のものが映る」と歌いつつも、「月蝕の夜を待ち続ける」と歌うのは、人間は絶対に分かり合えないとわかっていても、わかり合いたいと願い続ける。この強さがポルノグラフィティの楽曲に共通する、なのではないだろうか。

 

 本編ラストは「∠RECIEVER」。

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 2010年に発売されたアルバム「TRIGGER」の冒頭に収録されていた曲で、アルバム発売と連動したツアー「TARGET」のメインテーマとして演奏されていた曲だ。「TARGET」では冒頭に据えられていたこの曲が、今回の「UNFADED」では締めに使われている。曲を初めて聞いた当時は、「日本は平和だけど、遠くの世界では災害や戦争が起こっている。今、自分にできることは何だろう?」と問いかけられているように感じた。

 だが、2011年以降、東日本大震災を皮切りに日本でも災害が多発するようになってからは、曲の言葉がより切実に感じられるようになった。メンバーたちにとっても、災害と隣り合わせの時代を生きる上で、この曲の持つ意味は変わったのではないだろうか。

 

【MC】

 以下は、今回のMCのレポートです。

1.日本シリーズの恨み

 

 

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 晴一「楽屋には今日のセットリスト表が貼ってあって。その表の下に、MC用のご当地ネタをスタッフが書いてくれてるんじゃけど」

 晴一「福岡の名物、『通りもん』わかる。『もつ鍋』知っとる。

 『去年、カープは(日本シリーズで)ホークスに負けた』って」

 晴一「傷を抉りやがって!」

 

 2.言い間違い?

 昭仁「ポルノグラフィティが20年度も活動し続けて来られたのは、『岡野さんと新藤さんの絆の力ですね』とか言われることがあるんじゃけど。それもちょっぴりはあるんじゃろうけど」

 昭仁「ここまでやって来られたのは、ぼくらの力だけではなく。。。」

 (ファンの存在が続けていく力になった的な文脈で)

 昭仁「ぼくらと〜! わしらで〜! これからも色褪せない思い出を!!」

 

 ☆ファン要らない----!

 

3.アンコール「タネウマライダー」にて

 昭仁「さっき『見つめている』を作った時の話をしたけど、あれはフィクションですから。僕自身の恋愛は爽やか一辺倒だから」

 昭仁「タネウマライダーはどうなんですか、晴一さん」

 晴一「おっ……(口ごもる)、わしの曲はぜーんぶノンフィクションじゃ!」

 

4.アンコール「ライラ」にて

 この曲には中盤で昭仁さんの語りが入るのだが、その部分が福岡ではカープネタに改変されていた。

 昭仁「今年こそカープに勝たせてください!」

 晴一「頼む!」

 昭仁「速い球を遅く投げてください!甲斐キャノンゆっくり投げてください!」

 晴一「頼む!」

 昭仁「カープに、カープに日本一を獲らせてやってください!」

 

5.メンバー紹介にて

 晴一「お前、あれは言うていいん?」

 昭仁「?」

 晴一「お前が勃起不全っていう…」

 昭仁「公衆の面前でそういうこと言う!?」

 昭仁「まだまだ現役じゃー!(カッチカチやぞ!のポーズ) 

 

 ☆ポルノグラフィティは、絶倫ギタリストと勃起不全釘が打てるボーカリストのバンドです---

 

【最後の一言】

 昭仁「お家に帰るまでがライブです!」

 晴一「今日はビールを飲んでよし!」

 

 

 以上、ポルノグラフィティ 16thライブサーキット "UNFADED" -2019/03/02 マリンメッセ福岡のライブレポでした。