読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

何たる迷惑であることか!

独自の路線で生きています

はてなブログは4周年! 私の変わったこと、変わらないこと

「4年間で変わったこと、変わらないこと」

 

 2011年からの4年間で大きく変わったことと言えば、「恋人ができて、結婚した」という事項だろうか。

 大学を卒業して院に行って修論を書き上げて就職した、という学生 → 社会人の遷移はかなり大きな変化だったし、未だにその変化に適応できた実感はないのだが。それ以上に人生を分かち合う相手ができた、ということは人生にとって実に大きな変化であったと思う。

 

 4年前のことを思い返すと、ライブに狂ったり一人で北から南まで旅行したり本を読んだり本を書いたり、何不自由のない日々を送っていたと思う。大学3年から病気に罹ったことは困りものだったが、病気がわたしの人生を蝕んだとは思わない。恋人がいないから病気にかかったわけではなく、恋人がいたから病気が治ったわけでもない。

 

 ただ、自分の人生において完全なる他者を迎え入れ、共に歩む覚悟ができたことは喜ばしいと思う。「男として女として」逃れられない桎梏を感じながらも、「人間として」付き合い続けるのはとても難しいことだ。そして、難しいからこそやる価値があるのだ。

 

 帰国した日の成田空港は雪が降っていた。奇しくも私たちがお付き合いを始めた一週間後にあの地震が起こり、今まで磐石だと思っていた世界が、実のところ板子一枚で波の上に浮かんでいたのだと知った。

 

 わたしにとっての4年前、2011年は初めての恋人と結ばれた年であり、その背後に未曾有の地震という、生と死のコントラストがかっきりと別れた年だった。

 

 私たちの出会いはヨーロッパ、パリの宵だった。夜になると正時の5分間だけ、エッフェル塔綺羅星のように瞬く。初春のセーヌ川クルーズは耳が千切れるほどに風が冷たかったけれど、瞬く星の塔と水際に映った輝きは永遠に忘れられるものではない。

 

 パリでテロが起こり、多くの人が犠牲になったという。忘れられぬ都、パリの痛みに想いを馳せて、せめて哀悼の意をここに表す。